「いろいろ」と言いつつ数件なのですが、スコアラーの皆さんとお話をしていると、狭い世界だからか、
「一つの話を実現すると、他の反対意見が出てくる」というのがよくあります。
これはハイスコアだけでなく、人生において3人の人がいればそんなことは常々発生しているのでこれはこれで良いと思う。
個人的には、「ハイスコア集計をどの様にすれば続けていけるか」
という事を一番念頭に置いて意見を吸い上げるものですから、それにマッチする意見は積極的に採用をしてJHAに持ち掛けていこうというのが今のスタンスです。
ハイスコア集計を続けるには雑誌媒体でない今ではランニングコストがかかるので、現実的にはそこを確実なものにするのが先決だったのでしょうが、諸事情が重なり後手に回っています。
まぁとにかく存続!を第一として、その上でハイスコア文化を残す役割を担っていく。。。
それが今のJHAに必要な事だと思っています。
私もJHA協力者という立場なのでガーーーンと言えないところなのではありますが、
引き続きハイスコア文化の存続を第一に、引き続き活動をしていくのであります。
ZBL-rajiame 拝
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ちなみにJHA自体の目的は以下でした。<m(__)m>
http://www.jha-arcade.com/aboutjha.html
▼結成宣言文
日本ハイスコア協会は、ゲームセンターで古くから行われているスコアアタック文化を奨励、振興していくことを目的とした団体です。
『インベーダーゲーム』の昔から日本各地のゲームセンターでは、ゲーム中の得点を競い合う「スコアアタック」(ハイスコア競争)という遊び方が嗜まれてきました。
最初のうちはゲームセンターや地方コミュニティの中だけで行われていたハイスコア競争ですが、やがてゲーム雑誌の発展により、全国規模での競争へと変貌していきます。そして、各ゲームセンターの中で出されたスコアを、雑誌の誌面上で集計し、全国トップのスコアを出したプレイヤーを称揚する……というハイスコア文化が生まれました。
古くは『マイコンBASICマガジン』や『GAMEST』、近年では『ARCADIA』といった雑誌が、ハイスコア集計を行ってきており、その歴史は30年以上にも及びます。
雑誌などで全国1位に認定されたプレイヤーは、ゲーマーたちから憧憬と賞賛の対象となりました。
腕に覚えのあるプレイヤーたちは、我こそはと名乗りを上げてゲームに挑み、彼ら彼女らのやり込みは、普通に遊んでいただけでは気がつかない、ゲームの新たな魅力を発掘することもありました。
現在、インターネット上には「スーパープレイ」と称する華麗なゲームプレイ動画が多数存在します。そういった魅力的なプレイを生み出す素地を作り出したものこそが、ゲームセンターが育んできたハイスコア文化なのです。
そのハイスコア文化ですが、現在は社会の変化とともに変貌を強いられています。
かつてアーケードゲームは、コンピューターゲームの中でも先鋭的な存在でした。しかし、近年では家庭用ゲーム機の発展により、かつての特権性は薄れてきています。
また、インターネットを使ったオンラインのスコアランキングが盛んになり、雑誌を中心に形成された旧来のハイスコア文化には、往時の輝きはありません。
しかし、ハイスコア文化が消滅したかといえば、そうではありません。いまだアーケードシーンに強く根付いています。
あるプレイヤーが、ふとしたきっかけで始めたレトロゲームのやり込みが、ゲームセンター内のコミュニティ形成に寄与したり、またゲームの新たな魅力の発見につながったりと、いまだハイスコア文化はアーケードシーンに刺激や利益を与え続けています。
我々は、ゲームセンターが30年以上にわたって培ってきたハイスコア文化の魅力を後世に伝えていくために活動することを、ここに宣言します。
(2016年2月20日)