巻頭特集は「新たなるセガの挑戦!! - どうするセガ? DC 生産中止の波紋 -」
というネットニュースのような見出しです。当時セガ ( と言うか、アーケードゲーム業界全体? ) は大変な時期だったのですねぇ。
VIRTURE FIGHTER 4 の記事などは、「格闘ゲームの凋落なんて、コイツに触ってから論じればいいんだ」
という見出しから入っているので、事態はそんなに深刻だったのか!と今更ながらに思ってしまいます。
続くガンシューティングゲームの記事も、セガとナムコが共同開発をしたという記事ですから、
私はより一層当時の危機的な状況をイメージしてしまいますなぁ。。
この、「ヴァンパイアナイト」というガンシューティングはどんな評価のゲームだったのでしょうか?少しですけど気になります。
記事は現在も JHA ( 日本ハイスコア協会 ) でハイスコア集計作業に携わっているきらり屋さんが書かれているので、
機会があったら聞いてみたいところです。^o^;
ナムコ VS. セガ? の対談記事でも「現在、ゲーム業界は結構行き詰っていると思うんですよ。」・・・という会話も出てきているので、
上記私が抱いたイメージが、「やっぱり。。」となりました。
この頃はスマホも無い頃でしょうから、プラットフォームはアーケードか家庭用のハードウェアがメインの頃。
家庭用ハードがゲーセンゲームのハード性能とあまり変わらなくなった頃 ( ドリキャスではなくセガサターンの頃、既ににそういう時代になっていた気がします ) から、
「ゲーセンで売れなくても家庭用で売れればいいや」というメーカー側のスタンスもあったように受け取ってましたので、
アーケードゲーム自体、あまり良いゲームが出ていなかったように感じてもいました。( 2000 年以前に抱いていた感想です )
そして薄々「そのスタンスが全体の利益を押し下げる結果になるだろうなぁ」等と、素人ながらに思ったりしたものであります。
まぁ、2000 年以前にゲームセンターで遊んでいたにすぎない私の一意見なだけですので、ご容赦いただければ幸いですね。(笑)
他、毎号載ってはいるのですが、これまでのブログ記事では注目していなかったメーカーからのお知らせや、
シブいところでは VISCO の社長様のインタビュー記事もピックアップをさせて頂きました。
アルカディアはかなりメーカーさんのご意見も記事にする雑誌だったのだなぁと感心したのでありました。
サイヴァリアの記事では、つい目に入ってしまったお二人のスコアラーさん。。
スコアラーの仲間内では周知の事実なのでしょうが、私は初めてこれを見たので軽い衝撃を覚えました。(笑)
話は飛んで今回のハイスコアに関してですが、リッジレーサー V のタイムについては、個人的に思い出話があります。( 思い出と言いつつほんの 2 年ぐらい前ですが )
私が JHA の事務局員として協力をさせて頂いた初めの頃に、中級昼と中級夕方のタイムが入れ替わっているのではないかという問い合わせがあったのですが、
この真相を知るために namco 巣鴨店に訪れ調査を行ったところ、店員のあつし夫氏から当時のハイスコアノートをごっそり借りての検証となりました。
そうして当時のノートを確認すると、記録上は合っているし、集計も合っている。
しかしながら、これはそもそもお店とスコアラーが「中級昼」と「中級夕方」を勘違いして書き込んでいるのではないか?
・・・という結論に、当時リッジをプレイしていた某氏と検証の結果至ったのでありました。(大した検証でなかったですが(笑))
「この間違いはないだろ!!」
・・・と、思った私達だったのでありますが、こうしたとんでもない間違いも無きにしも非ずですので、
現在の JHA の集計でも、少しでも疑問がある最終スコアについては、どんどん質問をお寄せいただきたいと思うのであります。
( 「このスコア、どうやって出すんですか?」みたいな単純なのはナシですが )
・・・ということで、検証した(という程でもない)当時のスコア集計のルーズリーフもオマケでアップいたします。( 笑 )
ZBL-rajiame 拝