全一を獲るのはなかなか大変である。まぁ、当然ではある。
しかしながら、出来て当たり前等の感情を抱く人も時々いたりする。
そんなスコアラーたちは、ハイスコアを達成しても辛口だったり、逆に自分の中で完結していたり等、自分や他人に対して優しくなれていない人が多かったりする。
アーケードゲームの全一は一人のプレイヤーが一つのゲームで目標達成を成し遂げた素晴らしい体験なのだから、このことを全てのスコアラーが自覚をするべきだと思う。
何故このようなことを書くかというと、全一スコアラーでも他のスコアラーの人の批判や自分に対する自嘲、挙句の果てには楽しんだはずのゲームまでクソゲーなどと批判したりする。
私もそのような経験があるのでわかるのだが、私の場合はいくら自分が全一を獲得したからといっても自分が大して上手くないことを自分がよく知っていたりしたからだ。
そのことに対する反動からだと思うのだが、自分を自嘲したり、例えば相手を批判したり、ゲームを揶揄したりするようになると思う。
何故かというと、全一を獲る為には確かに失敗と思われる訓練、練習、行為が山のようにあるかと思うので、それが一番大きな原因なのではないかと思う。
「こんなに失敗して、やりこんで、訓練して、パターン化して、作業まで落とし込んで、それでやっと獲った全一ってのはそれほどいいことなのか?」
・・・と、自問自答をしてしまうのだと思う。
一度でも自分の実力以上の点数が出てしまって全一が獲得できたとしよう。
それはやはり、「やれば出来る」という事だったのだ。という事を現在は痛感している。
ただし、出来たからと言って他のスコアラーに対して優越感に浸っているようでは本当の意味で出来たとは言えない。
何故ならば、人間とは何かを達成して本当に満足をした時には他人に対して優しくなれるはずだからである。
いつも引き合いに出して申し訳ないのだが、HTL-Y.N氏は実は他人に対して優しいというか、どうでも良いと思っているので無駄な批判や比較はしたりしない。
他人は他人。自分が達成した時には、「やっぱりできるんだよ。最先端の俺しか無理!」
・・・というメンタリティなのはここ数か月のY.N氏とのやり取りで大いに分かった。
上の彼の言葉を見てもう少し踏み込んで気が付く方もいるかもしれないが、実はZBL-NAI氏も密かにこうした思いを心の奥底にしまい込んでいた。
しまい込んでいたからこそ、それを素直に出した時にいろいろな形でNAI氏にとっても大変な状況を生み出していたと思う。
まぁ、これ以上は個人的な話まで踏み込んでしまうだろうから、こういった話は酒の席での話とするのが良いだろう。(笑)
というところで、今回はこの辺りで完了とさせて頂きたいのである。
ZBL-rajiame (拝)